- 難易度:
- 行きやすさ:
- 航空会社選択肢:
- ホテル選択肢:
- 必要な予算:
- 最低必要日数:4日(金土日月で旅行可)
週末でパリとかありえない。と思っているそこのアナタ、それが不可能じゃないのです。
まず、金曜の21:55成田発のエールフランス運行(JALとコードシェア)のAF277/JL5055便を使えば土曜の朝4時半位にパリに着くことが出来ます。
そして帰りは日曜日の11:00シャルルドゴール発羽田行のJL042/AF282便を使えば月曜の朝6時に羽田に着くことが出来ます。羽田に着いた後は一息ついてから出社しても十分に間に合う時間帯です。体力的にはかなりハードですが、日程的に出来ない旅程ではありません。
しかし、普通にこの航空券をエールフランスまたはJALのサイトから買おうとすると最低滞在日数に満たないため安い割引運賃が適用されず、何十万もする航空券を購入する羽目になり現実的ではありません。
そんなときに役に立つのはマイルで交換可能な特典航空券です。特典航空券には最低滞在日数などの縛りがないためこういった弾丸系の日程では非常に役に立ちます。しかし、マイルがないとアウトなので、もうひとつのとっておきの方法をご紹介します。
その方法とは、ずばり2回パリに行くことです。
意味不明だと思いますが、この方法を使えば最低滞在日数はほぼ関係ありません。
2回行くということで、単純に往復の航空券を2回買うのですが、1つ目の航空券は往路が1回目の成田発パリ行、復路が2回目(ここ重要)のパリ発羽田行を購入します。
そして2往復目の航空券は東京発パリ行ではなく、その逆のパリ発東京行の往復の航空券を買うのです。2往復目の往路を1回目のパリ発羽田行の復路として使い、2往復目の復路を2回目の成田発パリ行の往路として使えば最低滞在日数の問題をクリアして2往復出来ます。ただし、航空券の有効期間内で2往復する必要があるのでとても大変ですが理論上は最低滞在日数を気にすることなく週末弾丸旅行が可能になります。
この技とマイルの特典航空券を組み合わせれば更に幅が広がります。
例えばGWとシルバーウィークまたはお盆にヨーロッパに行くとき、普通に2往復で買うとどちらもハイシーズンなので非常に高くつく上、特典航空券も日にちによってはブラックアウトされているので普通に格安旅行しづらい時期ですが、1年間有効な特典航空券でGWの往路(例えば4月28日の成田→パリ)を取り、復路はシルバーウィークの復路(例えば9月25日のパリ→羽田)を取って、GWの復路(パリ発)とシルバーウィークの往路(日本発)はパリ発(パリじゃなくても良いですが)日本行の航空券を買うと非常に安く旅行できます。なぜなら、GWやシルバーウィークはヨーロッパでは関係ないため、日本発のようなハイシーズン料金になっていないからです。ただ、間が開きすぎると航空券の最大滞在日数をオーバーしてしまい、高めの航空券を買うことになりますが、この類の航空券はマイルやアップグレードポイント等でアップグレード可能な航空券なため、一概に割高になるとは言えない上級者向けの方法ではあります。
話を戻して土曜のAM4:30にパリについて翌日のAM11:00の便に乗って帰るので、実質24時間位の滞在であまり現実的ではないかもしれませんが、3連休や有給を多少組み合わせればどうにでもなります。
また、シャルルドゴール発どこか行きの航空券を別に買ってしまえばパリで乗り継げるのでヨーロッパ内であれば大体のところに行くことが可能です。
パリ発日本行の航空券はJALでもAFでもどちらからでも購入できます。JALから買うときはJALのトップページ右上にある「WORLDWIDE」からフランスの項目を選べばパリ発の航空券が買えます。
日本発の航空券と同じようにEチケットなので、フランス在住じゃないと買えないとか航空券の配送料がかかるとかはないのでクレジットカードがあれば普通に買えます。
お金はかかりますが、近場のアジアで弾丸なんてぬるいと考えている人ならやってみる価値はあるかもしれません。お金と体力は非常に消耗しますが・・・